1.神戸八宮巡りとは

神戸の中心地に点在する「神戸八宮(こうべはちのみや)」は、古くから地元で親しまれてきた神戸の守り神を巡る伝統的な神社巡りです。
生田神社を囲むように点在する八つの社(やしろ)は、いずれも由緒正しい歴史を持ち、開運・縁結び・商売繁盛・厄除けなど、多彩なご利益で知られています。
近年では御朱印ブームやパワースポット巡りの人気もあり、「神戸八宮巡り」を1日で楽しむ観光モデルコースとして訪れる人が増えています。

神戸八宮はそれぞれが徒歩圏内または自転車・車で簡単に巡れる距離に位置しており、
観光・信仰・歴史を一度に体験できるのが魅力です。
旅行者だけでなく、地元の人々も年始や節目にお参りし、日常の感謝や祈願を捧げる場所として根付いています。

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1.1 神戸八宮巡りの由来と歴史
「神戸八宮(こうべはちのみや)」の始まりは、平安時代から室町時代にかけての神戸の発展と深く関わっています。
もともと「神戸(かんべ)」という地名自体が、古代日本で神に仕える人々の集落を意味しており、
この地に古くから存在していた八つの神社を総称して“八宮”と呼ぶようになったのが起源とされています。

🔹一宮神社

一宮神社

八宮は、生田神社を中心に周辺の守護神として配置されており、
海上安全・五穀豊穣・商売繁盛・家内安全といった願いを込めて、地元住民が信仰を続けてきました。
また、神戸港の発展や異文化交流の歴史の中でも、地域の心の拠り所として八宮の信仰が守られてきたことが特徴です。

江戸時代には、港町・兵庫津の繁栄とともに多くの参拝者が訪れ、
明治以降には鉄道開通により参拝しやすくなったことで、
「八社を巡ってご利益を得る」風習が市民の間に広まったと言われています。

1.2 「八社」と呼ばれる理由と場所の特徴
神戸八宮を構成する八つの神社は以下の通りです。
それぞれに異なるご祭神とご利益があり、神戸の中心から西へ向かって広がっています。

番号神社名主なご祭神 ご利益の特徴
一宮 (中央区山本通)田心姫命 生成発展・商売繁盛
二宮(中央区二宮町)天忍穂耳尊学業成就・金運
三宮 (中央区三宮町)瑞津姫命交通安全・旅行安全
四宮(中央区中山手)市杵島姫命美容・芸能・財運
五宮(兵庫区五宮町天穂日命商売繁盛・家庭円満
六宮(中央区楠町天津彦根命厄除け・健康祈願
七宮(兵庫区七宮町)大己貴尊 海上安全・縁結び
八宮(兵庫区和田岬)熊野杼樟日命開運招福・厄除け

「八社」と呼ばれるのは、これらの八つの神社が神戸の地域ごとに配置され、
街全体を守護する形
をとっているためです。
また、それぞれの神社名が「一宮」から「八宮」まで番号で呼ばれている点も、他地域では珍しい特徴です。

地図で見ると、三宮駅周辺から兵庫区の西部にかけて、ゆるやかな東西ライン上に分布しており、
徒歩でも巡拝が可能
です。近年ではGoogleマップ上でも「神戸八宮巡り」としてルートが紹介されています。

1.3 神戸八宮巡りが人気の理由(ご利益・開運・観光の三拍子)
神戸八宮巡りが人気を集める理由は、次の3つに集約されます。
ご利益の多様さ
八宮それぞれが異なる神様を祀っており、縁結び・金運・厄除け・健康・学業・商売繁盛など、多方面のご利益が得られるとされています。
特に「全ての八宮を巡ると運気が整う」と言われており、スピリチュアルな体験を求める人にも人気です。

歴史と文化を感じる街歩き
神戸八宮は、異人館や旧居留地、メリケンパークなどの観光スポットにも近く、
「歴史と観光を一緒に楽しめる神社巡り」としても魅力的。
古社の落ち着きと神戸の洗練された街並みが融合し、写真映えスポットとしても注目されています。

アクセスの良さ
神戸市営地下鉄・阪急・JRなど、公共交通機関でのアクセスが非常に良く、徒歩や自転車でも巡りやすい点が人気の理由です。
また、最近ではレンタサイクルや電動キックボードを利用して1日で全社を巡る旅行者も増えています。

このように、神戸八宮巡りは「ご利益」「歴史」「観光」の三要素が揃った、
心も運気もリフレッシュできる神戸ならではの体験型参拝コースとして注目を集めています。

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